大谷はともかく、山本由伸には高い壁…ドジャース日本人Wタイトル獲得の条件
ドジャース大谷翔平(29)と山本由伸(24)が日本時間7日のホワイトソックス戦で初共闘。大きな注目を集めたが、明暗を分ける結果に終わった。(【前編】からつづく)
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開幕を前に、米メディアやアナリストの多くは大谷を2年連続MVP、由伸をナ・リーグ新人王とサイ・ヤング賞の候補に挙げている。
大谷は二刀流をこなし、投打で評価された昨季までと異なり、野手に専念する今季は三冠王に匹敵する働きはもちろん、盗塁数まで期待される。昨季、日本人初の本塁打王(44本)を獲得し、渡米後初めて打率3割(.304)をマークした大谷であれば、少なくとも打撃3部門で上位に名を連ねるのは決して不可能ではない。
タイトル争いで不利になりそうなのは由伸だ。
ロバーツ監督は、このルーキー右腕の登板予定について「中5、6日か7日にする」と明言。ゴームズGMも「スターター全員がベストな状態で臨めるようにする」と、ローテを6人で回す可能性を示唆している。