それで得をするのは球団だ。減俸を課したうえ、FAによる条件の上積みも必要なくなるからだ。
「昨年、過去最大規模の利益を計上した球団は、今年も観客動員は絶好調。仮にCS、日本シリーズに出場できなくても、黒字は間違いない。大山ら4人分の引き留め資金は簡単に用意できるでしょうが、それが不要となれば、カネがうなる一方でしょう」とは、前出の放送関係者だ。
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そんな阪神の指揮を執る岡田監督は今季が二年契約の最終年。昨季の実績からして続投がスジだろうが、状況はそれほど単純ではない。
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