2026年W杯アジア最終予選 日本は豪、サウジと同組「8大会連続出場は間違いない」と専門家
「第2ポットのオーストラリアには、かつてFWケーヒルやMFエマートンといった英プレミアでも活躍した選手が日本を大いに苦しめてきた。しかし、現代表には個性の際立った選手は見当たらず、日本にとって<相性の良い対戦国>と言っていい。サウジにしても、1994年米国W杯決勝トーナメント進出の原動力となったFWオワイラン、GKアル・デアイエといった傑出した選手は輩出していない。2022年カタールW杯の初戦で優勝したアルゼンチン相手に大金星を挙げたとはいえ、続くポーランドとメキシコに敗れて一次リーグ敗退。西アジアの盟主サウジも1月のアジア杯を制したカタールはもちろん、イランやイラクと比べて存在感が低下してきている。オーストラリアと同様、苦手意識の少ない国なので勝機は森保ジャパンにあります」
ランク下位のバーレーン、中国、インドネシアの3カ国は「攻守ともに日本とのレベル差は明らかですから、ホーム&アウェーともに危なげのない試合運びで勝ち点3をゲットできるでしょう」(六川氏)。森保ジャパンは最終予選を無事に乗り切り、8大会連続のW杯出場は「間違いない」と六川氏は締めくくった。