尊富士ひさびさ本場所復帰…幕下転落阻止へ残り7日「勝たなければいけない」ノルマ
尊富士は現在、14枚目まである十両の2枚目。休場はそのまま負けとなるため、全休でマイナス15ならば幕下への転落が濃厚だ。3勝でマイナス12ならばギリギリ十両14枚目に残れる計算になる。目安はあくまで目安なので、せめて4勝、残り7日間で3勝はしたいところだ。
月給100万円以上の十両に対し、幕下は2カ月に1度、約16万円プラスアルファの手当しか出ない。待遇を考えれば、まさに天国と地獄。尊富士が十両にとどまりたいと思うのは当然だ。
怖いのはケガ。残り7日で3勝も決して簡単ではない。もくろみ通りに事が運べばいいのだが……。
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尊富士のかつて兄弟子の横綱・照ノ富士は両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで患っていてすでに満身創痍。それでも土俵に上がり続けているのは、「まだ引退できない複雑事情」を抱えているからだ。いったいどういうことなのか。
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