尊富士ひさびさ本場所復帰…幕下転落阻止へ残り7日「勝たなければいけない」ノルマ

公開日: 更新日:

 尊富士は現在、14枚目まである十両の2枚目。休場はそのまま負けとなるため、全休でマイナス15ならば幕下への転落が濃厚だ。3勝でマイナス12ならばギリギリ十両14枚目に残れる計算になる。目安はあくまで目安なので、せめて4勝、残り7日間で3勝はしたいところだ。

 月給100万円以上の十両に対し、幕下は2カ月に1度、約16万円プラスアルファの手当しか出ない。待遇を考えれば、まさに天国と地獄。尊富士が十両にとどまりたいと思うのは当然だ。

 怖いのはケガ。残り7日で3勝も決して簡単ではない。もくろみ通りに事が運べばいいのだが……。

  ◇  ◇  ◇

 尊富士のかつて兄弟子の横綱・照ノ富士は両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで患っていてすでに満身創痍。それでも土俵に上がり続けているのは、「まだ引退できない複雑事情」を抱えているからだ。いったいどういうことなのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動