柔道・永山竜樹 無念の失神負けに…「"待て"が誤り」なら“1本取り消せ"の声も

公開日: 更新日:

 この誤審と、へたすると選手生命を脅かすほどの危険なプレイにネット上では、

《審判の待てが誤りだと言うなら、抗議を受けた後に審判員全員で協議をして一本を取り消せよ》

《ルール上、先に待てと言った時点で一本はないはず。ほどかれた後に"気を失っているから1本"というのはおかしい》

《待てと言っても続けているなら体を入れてでも審判は止めるべき》

 と、批判が殺到している。

■「待て」をかけた女性審判とは…

「『柔道インサイド』というサイトによると女性審判はメキシコのエリザベス・ゴンザレス氏37歳。柔道審判員の中で最年少です。2022年からIJFワールドツアーイベントを審判しており、ポルトガルのグランプリでデビューしたということで、非常に経験が浅い。しかしほかの審判もいるので誤りなら取り消すこともできたはず。しかし永山選手は両親や妻、そして息子もパリまで応援に来てくれていたので、"手ぶらで帰るわけにはいかない"と気持ちを切り替えて敗者復活戦を勝ち上がり、3位決定戦にも勝利。腐らずに執念で銅メダルを獲得した」(スポーツ紙記者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • その他のアクセスランキング

  1. 1

    体操界は飲酒喫煙「常態化」の衝撃…かつてスポンサー企業もブチギレていた!

  2. 2

    オリンピアンの大甘同情論に透ける「特権意識」…血税注ぎ込まれているだけに厳罰必至の当然

  3. 3

    「重圧は言い訳にならない」とバッサリ、体操界レジェンド池谷幸雄氏が語る「エース不在」の影響

  4. 4

    宮田笙子の喫煙を以前から把握か?体操協会に向けられる疑惑の目…“過去にも厳重注意”の証言

  5. 5

    パリ五輪辞退の宮田笙子は再起できるのか…境遇が重ねられるバトミントン桃田賢斗はその後

  1. 6

    “卓球の女王”石川佳純をどう育てたのか…父親の公久さん「怒ったことは一度もありません」

  2. 7

    自己保身に一辺倒の日本体操協会の対応に、パワハラや体罰を生み出す日本スポーツ界の土壌を見た

  3. 8

    石川佳純がパリ五輪キャスター“独り勝ち”の裏で福原愛が姿消す…マイナスイメージすっかり定着

  4. 9

    バドミントン桃田賢斗が代表引退宣言 大人気を誇る東南アジアで「引っ張りだこアンバサダー」になる未来

  5. 10

    体操・杉原愛子が開発 性被害対策と実用性を兼ねた「新型ユニホーム」で業界に新風吹き込む

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    (34)「一生に一度、1億円稼ぐには?」と渥美清さんに聞いたら「バカだね」と説教された会員限定記事

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    原英莉花は米ツアー最終予選会に臨めるか…イケメンキャディーとの破局がプレーに影響も

  4. 4

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  5. 5

    石丸伸二さんについて、あたしの頭の整理がついたので、述べさせてもらう。

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  2. 7

    宮田笙子の喫煙を以前から把握か?体操協会に向けられる疑惑の目…“過去にも厳重注意”の証言

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 10

    嵐"25周年ライブ"めぐる日テレvsTBSの攻防…二宮和也「うん…やるんじゃない」がキッカケに