智弁学園(奈良)小坂将商監督「(欲しい選手が)智弁和歌山とかち合うこともありますよ。人気は…(苦笑)」

公開日: 更新日:

 ──悪い方向とは。

「負けて、どうしていいかわからない。そこはまだ高校生ですからね」

 ──近畿地区は有力選手も多く、奈良県内はもちろん、近隣県のライバル校とも選手集めでぶつかり合うことはあるのですか。

「それはもちろん、ありますね。近畿地区だけではなく、関東の強豪校も(選手を勧誘に)来ますから。系列校の智弁和歌山とかち合うこともありますよ。人気は向こうの方がありますが(苦笑)」

 ──そうした選手集めを勝ち抜くためには。

「ウチは特待生の制度がないので誠意と、あとは『智弁学園で野球がしたい!』という子が中心です。やっぱり、最終的には『自分が行きたい高校でやりたい』という気持ちが生きてくると、僕はすごく思っているんです。どの高校に進学しようか迷っている子を説得して、その選手が伸びるケースもあります。でも、これまで指導してきた限り、『智弁学園に行きたい』と思っている子の方が伸びますし、僕も『この子、いいなあ』と。僕は和歌山県出身で、実は智弁和歌山に行きたかったんですが、野球部に入れなかったんです。そんな時、智弁学園に声をかけてもらったので、凄く恩がある。だから(松下電器退社後に)ここに戻ってきたという事情もあります。もちろん、選手が成長するかしないかはそれ(気持ち)だけじゃないんでしょうけど……」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」