阪神4位・町田隼乙 ハイハイ卒業直後から「坂道歩行」で培った強靭な下半身

公開日: 更新日:

 町田は次女の通園にも同行していたため、歩き始めてから卒園までの約5年間、図らずも「下半身トレ」を積んでいたことになる。

 もともと夫婦の趣味はスポーツ観戦。光信さんは社会人になってから父(町田の祖父)も所属する地元のソフトボールチームで汗を流す日々。家族で横浜スタジアムに繰り出すこともあった。

 町田は幼い頃から遊び感覚で野球に触れ、少年野球チームで本格的に取り組むのは時間の問題と思われた。が、小学2年になって突然、「サッカーをやりたい」と言い出した。

「夫は直接反対はしませんでしたが、すごくガッカリしていました。『君がついていながら、なぜ野球じゃないんだ』なんてボヤいたことも(笑)。サッカーを始めて1年ほど経ったころ、隼乙が自ら『やっぱり野球がいい』と。夫はすぐさまスポーツショップに連れていき、用具一式を買い揃えたほどの喜びようでした」(秀子さん)

 小学3年で門を叩いた秦野ドリームスは、女子プロ野球選手として活躍した加藤優、平井菜生を輩出したチームとして知られる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動