かつての“悪の帝国”ヤンキースがソト争奪戦から脱落も…佐々木朗希なら「勝機あり」と猛攻勢
ヤンキースといえば米球界屈指の名門。札束を武器にスター選手をかき集め、「悪の帝国」の異名を取ったほど。
そのワールドシリーズ制覇がメジャー最多の27回という強豪が、“落日”を迎えようとしている。
今オフ、メジャーの移籍市場最大の目玉であるフアン・ソト(26=ヤンキースからFA)の争奪戦から脱落する気配だからだ。
日本時間2日、MLB公式サイトは「移籍先をレッドソックスとメッツに絞った」と報道。同3日にはメッツの地元局SNYが「ブルージェイズが最高額のオファーを提示した可能性がある」と伝えた。
特派員のひとりがこう言った。
「ソトの相場が6億ドル(約900億円)といわれる中、ヤンキースがオファーした金額は5億5000万ドル(約825億円)とも、それ以下ともいわれる。昨オフの山本由伸(26)の争奪戦もカネで負けた。3億2500万ドル(約485億円)のドジャースに対し、ヤンキースは3億ドル(約450億円)。約35億円差でドジャースの後塵を拝したのです。ヤンキースオーナーのハル・スタインブレナーは、先代のジョージ・スタインブレナーと違ってカネにシビア。ある程度以上の投資はやらない主義だと聞いています」