破格の契約更改で西武・中村剛也と栗山巧は45歳まで安泰?背後に“厚遇せざるを得ない”切実な雇用問題
ある意味、破格と言っていいのではないか。
5日、西武の中村剛也(41)が契約更改を行い、5000万円ダウンの1億円でサインした。
今季は58試合で打率.191、7本塁打、14打点。本人も今季の成績を「振り返りたくない」と話し、49勝91敗3分けで最下位独走に終わったチームについても「弱いなと思った」と率直な心情を吐露した。
史上9人目となる500本塁打まで残り22本と迫っていなければ、引退を突きつけられてもおかしくない年齢と成績。これは4日に2800万円ダウンの年俸8000万円で契約更改をした栗山巧(41)も同様だ。こちらは今季60試合で打率.226、1本塁打、12打点にとどまった。
とはいえ、今季はチーム打率.212の記録的な貧打もあって、最下位に沈んだ西武では、2人とも立派な戦力。