大谷の3年連続MVPを「NBA超名門のレガシー」が後押し…米データサイトは早くも“一騎打ち”を予想
ロバーツ監督がマジックから常勝球団の哲学学ぶ
球団史上初のワールドシリーズ(WS)連覇を狙うデーブ・ロバーツ監督(52)は昨年12月、NBAレイカーズのレジェンドでド軍の共同オーナーを務めるマジック・ジョンソン氏(65)と会談。名将として知られるパット・ライリー監督(現マイアミ・ヒート球団社長)のもと、主力として2連覇を含む計4度のファイナル制覇を成し遂げたジョンソン氏から、常勝球団のチームカルチャーや哲学を学んだ。
ジョンソン氏によれば、ライリー監督は基本を重視し、結果を残しても選手に慢心は許さなかったという。気が抜けたプレーをすれば、スター選手であっても容赦なく叱り飛ばすこともあったそうだ。
大谷は昨季、悲願のチャンピオンリングを手に入れた。WSでは左肩を脱臼しながら試合に出続けるなど、休むことを好まない。チームの勝利に対する意識は高い一方で、シーズン中は、難しい球に手を出して凡打を繰り返したり、走塁でのボーンヘッドを犯し、ロバーツ監督から度々、苦言を呈された。
ド軍のWS連覇には当然、大谷のMVP級の働きが欠かせない。他球団のマークがさらに厳しくなるだけに、レイカーズの心得を学んだ指揮官によるワンプレーに対する要求は一層、高くなりそうだ。
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ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が濃厚だという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てないのか。その「3つの理由」とは。
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