オリックス宮城大弥にメジャーが熱視線《彼こそロウキ世代のトップランナー》と米スカウト太鼓判
「ミヤギの名前は当然、リストに載っている」
ア・リーグのスカウトがこう言っている。
10日に大阪市内の球団施設で自主トレを公開したオリックスの宮城大弥(23)のことだ。
昨季は左大胸筋の筋挫傷で約1カ月半の離脱があり、7勝9敗(防御率1.91)と入団2年目の2021年から続いていた連続2ケタ勝利は3年でストップしたものの、「日本での実績は同学年のササキロウキを上回っている。プロ入り後の勝ち星(宮城42勝、佐々木29勝)も投球回数(宮城599.2回、佐々木394.2回)も、ミヤギがはるかに上。日本の同世代の投手の中で彼がトップランナーだと認識している。多くの球団のスカウトも同じでしょう」とニヤリとするのだ。
宮城本人は将来のメジャー挑戦について、「考えていない」と明言を避けている。昨年も日刊ゲンダイの質問に、「メジャー挑戦の意向? まだないです。僕はまだまだ、選手として全然結果を残していないと思っている。結果が全ての世界。何年も結果を残し続けなければならない。それは、別にメジャーだけでなく、日本球界でも同じこと。メジャーだろうと日本だろうと関係なく、今は結果を求めていきたいです」と言っていた。