15年前の闇カジノ通いバラされた九重親方に「同情の声ナシ」も納得…犯していた「角界のタブー」とは

公開日: 更新日:

 中でも今回の報道で問題になりそうなのが、「佐ノ山株を担保にした借金」に関する内容だ。

「これが事実なら、九重親方は協会のタブーを犯していたことになる。そもそも、親方株は協会の評議員であるための資格。その一方で固有財産のように扱われ、高額で売買されてきたのも事実です。外部の手に渡ることなどもってのほか。部屋の師匠が死去し、その遺族が株を保有するケースですら、面倒事が多い」(ある親方)

 別の親方は、「九重親方は現役時代から、ちゃんこ屋やスポーツバーを出店してきては潰してきた過去もある。かねてカネに関するトラブルを懸念する関係者がいなかったといえばウソになります」と明かす。

 そんな事情もあってか、角界では15年前のことを蒸し返された九重親方に同情する声はあまり聞かれないという。

  ◇  ◇  ◇
 
 角界の不祥事と言えば、白鵬(宮城野親方)だ。昨年は弟子の監督不行き届きなどで日本相撲協会から2階級降格と減俸の処分を食らった。この一件で相撲協会の逆鱗に触れたのが「姑息な隠蔽工作」だったという。いったいどういうことか。本件が角界の屋台骨そのものを揺るがす可能性とはーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853