15年前の闇カジノ通いバラされた九重親方に「同情の声ナシ」も納得…犯していた「角界のタブー」とは
中でも今回の報道で問題になりそうなのが、「佐ノ山株を担保にした借金」に関する内容だ。
「これが事実なら、九重親方は協会のタブーを犯していたことになる。そもそも、親方株は協会の評議員であるための資格。その一方で固有財産のように扱われ、高額で売買されてきたのも事実です。外部の手に渡ることなどもってのほか。部屋の師匠が死去し、その遺族が株を保有するケースですら、面倒事が多い」(ある親方)
別の親方は、「九重親方は現役時代から、ちゃんこ屋やスポーツバーを出店してきては潰してきた過去もある。かねてカネに関するトラブルを懸念する関係者がいなかったといえばウソになります」と明かす。
そんな事情もあってか、角界では15年前のことを蒸し返された九重親方に同情する声はあまり聞かれないという。
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角界の不祥事と言えば、白鵬(宮城野親方)だ。昨年は弟子の監督不行き届きなどで日本相撲協会から2階級降格と減俸の処分を食らった。この一件で相撲協会の逆鱗に触れたのが「姑息な隠蔽工作」だったという。いったいどういうことか。本件が角界の屋台骨そのものを揺るがす可能性とはーー。
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