マスターズ覇者マキロイ「ダブルグランドスラム」に早くも現実味…「今年中に王手かけるかも」と専門家
「今回のマスターズでマキロイは、スポーツ心理学者のボブ・ロテラ氏の短い言葉をヤーデージブックに書いてメンタルをコントロールしていた。最終日は安定したプレーとは言えなかったが、ダブルボギーの後も大きく崩れず、ローズとのプレーオフも制した。ロテラ氏に指導を受けてずいぶんたつが、目指していたものが形になった。この成功体験は大きいし、本人も言うように重い荷物を下ろして気持ちが楽になった。マスターズの苦しみは無駄にならなかった。人間としてもゴルファーとしても、今回の優勝で大きくなった。35歳で脂がのっている時期ですから、今年中に全米オープンと全英に勝って、ダブルに王手をかけても不思議ではない」
昨年の全米オープンはB・デシャンボーに1打差2位。全英は23年6位、22年3位だった。おそらく今年も優勝の筆頭候補だろう。
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ところで、マスターズを中継したTBSと言えば、2021年に松山が優勝した際、放送席にいた3人が一斉に男泣きしたことが大きな話題を呼んだ。あのとき、そこで何が起きていたのか。当事者のひとり、小笠原亘アナが当時の胸中と、言葉を失った「沈黙の理由」を日刊ゲンダイに明かしてくれた。
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