「ホッとしています」阪神藤川監督が“二重の意味”で安堵したワケ…首位広島と1.5ゲーム差に再接近
「この日の勝利は、阪神ファンの留飲を下げました」と、放送関係者がこう続ける。
「阪神は試合前までホームで1勝7敗1分け、ビジターでは7勝1敗と外弁慶ぶりが顕著でした。さすがにファンもストレスがたまっていた。それは藤川監督も同じでしょう。八回に坂本が頭部死球を受けた際には、ベンチを飛び出し、審判が止めに入るほど激高しましたから。これで3連敗をしようものなら、阪神ファンから罵声を浴びせられても不思議ではない。そんな中、自身の肝いりである4番のサトテルが大爆発し、甲子園で4月11日ぶりに勝った。藤川監督も胸をなで下ろさないはずがありません」
これで首位広島とは1.5ゲーム差に再接近。ホームでの久々の美酒が、チームを勢いづけるか。
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阪神と言えば、日刊ゲンダイは03年に首位打者、05年に球団記録の147打点で打点王を取った今岡真訪(誠)氏の人気コラム「感性のチカラ」を連載中だ。そこで綴られた激動の野球人生、経験してきた壮絶な体験の数々とはーー。
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