巨人・山﨑伊織「開幕から35回無失点」を継続…身内もビックリなセ新記録の裏に「2つの変化」
「いずれはメジャー」の夢
「どちらかというと引っ込み思案。開幕投手をやらせろ、なんて言うタイプじゃなかったのに、自信がついてきたのか、積極性が出てきた」
普段は物静かな男が、前のめりになってきたというのは大きな変化だ。
「明石商時代は2番手投手。東海大時代は上級生になって右ヒジを故障。どこか自信を持てないのは控え人生だったから。それでも『いずれはメジャー』という夢があるそうだし、その前に来年のWBCに侍ジャパンのメンバーとして出場したい野望がある。この調子なら、巨人からはエースの戸郷に代わって選ばれそうな勢いです」(球界関係者)
この日、阪神をかわして首位に浮上した巨人。阿部監督は試合後、「素晴らしい投球。もう100点。素晴らしい記録」と賛辞を惜しまなかった。なお、開幕から連続イニング無失点のプロ野球記録は38回3分の1。山﨑は次戦、プロ野球記録へ挑むことになる。
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一方、巨人で窮地に陥っているのがプロ3年目の浅野翔吾だ。キャンプこそ一軍帯同していたが、開幕直前に二軍落ち。そこでも振るわず先月25日、育成選手ばかりの三軍に落とされた。そんな浅野を取り巻く「絶望的な状況」とはどのようなものか。いま、何が起きているのか。
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