「吉本」「東スポ映画大賞」…板東英二の次の狙いは「いいとも」
23日、「第23回東スポ映画大賞」授賞式が開かれ、審査委員長のビートたけし(67)が出席。真木よう子、宮藤官九郎のほか、マンデラ元大統領の追悼式でデタラメな手話をしていた通訳(タムサンカ・ジャンティ)など話題の人物が表彰された。
タモリやみのもんたが欠席し、ビデオレターが流される中、板東英二(73)は会場に駆けつけた。たけしに「植毛会見」に引っかけて「(副賞は)スーパーミリオンヘア1年分です」「お笑いの人は大変だ」などとイジられると、「一応、プロ……ピッチャーやっちゅうねん!」と“十八番”の野球ネタで応戦。「野球自体では表彰されたことが一度もありません。賞といえば、『日本放送演芸大賞』(83年)最優秀ホープ賞を漫談でいただいた。この賞が(人生で)3つ目(あとのひとつは『あ・うん』で受賞した日本アカデミー賞最優秀助演男優賞)でございます」とボケを交えた挨拶を披露した。
さらに、デタラメ手話通訳の話題を蒸し返し、「あれはあまりにもヒドイ。(脱税で仕事がなく)あまりにヒマで手話教室に通ってたから分かるんです。さんまさんはコレ(歯を出すしぐさ)で通じる、たけしさんは『コマネチ』かと思いきやコレ(右肩を上げる“ダンカン、バカヤロー”のポーズ)なんですよ」と熱弁。MCのガダルカナル・タカ(57)も「さすが。時間を無駄にしませんね」と舌を巻いていた。
吉本興業入りし、「さんまのまんま」(フジテレビ系)でテレビ復帰を果たした板東。「たけしが仕切る『東スポ映画大賞』に続いて狙うのはタモリの『笑っていいとも!』のはず」(芸能関係者)なんて声も。お笑い界のビッグ3に恥も外聞もなくすがって生き抜くつもりだ。