厳戒警備手配も自力? 佐村河内氏会見に「仕掛け人」の影

公開日: 更新日:

 ゴーストライター新垣隆氏の「衝撃の告白」から1カ月。佐村河内氏は「横浜スタジアム前の東横イン」を皮切りに、横浜市内のホテルを転々としていたという。

 この間、代理人の弁護士2人を解任。その理由について、佐村河内氏はこう説明した。

「(ソチ五輪で楽曲を提供した)高橋大輔選手の(競技の)タイミングの前に、こういう場を設けたかったが、(弁護士は)<今やるべきではない。騒ぎが大きくなる>と意見が分かれた。私は早く謝罪したかった」

 それならば、どうして弁護士解任の直後に会見を開かなかったのか。このように彼の弁明には、いくつもの矛盾がみられる。

■張り込みの目を逃れ…

 トレードマークのサングラスを外し、杖も突かず、ひげもさっぱり剃り落とした。七三分けの短髪は「2つ目のホテルで、髪を伸ばしている場合ではないと思い、妻に切ってもらった」とザンゲの気持ちを強調したが、まるで別人のいでたちは潜伏期間中の「変装」のようにも思える。どうりで複数のメディアが張り込んでも、佐村河内氏の姿をキャッチできなかったわけだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ