“小保方さん効果”でブームになったあの商品 売れ行きは今…
「STAP細胞」はすっかり信頼性を失い、小保方晴子ユニットリーダー(30)らが論文発表時の取材で披露した「割烹着スタイル」や「黄色やピンクの壁の研究室」も“演出”と報じられた。
「リケジョ」のイメージを覆す女子力の高さは“オボちゃん”の愛称も生み、アイドル的存在になったが、状況は一変。“オボちゃん効果”でブームを巻き起こした数々の商品にも“異変”が起きていた。
■明暗くっきり
中学生の小保方さんが、読書感想文で最優秀賞にあたる教育長賞を受賞したときの題材にした小説「ちいさなちいさな王様」(講談社)。刊行は96年だが、アマゾンでは書籍部門で一時トップ。首都圏の書店でもコーナーができていたほどだが……。
「2月に2回増刷し、1カ月で4万部増刷しました。今ですか? それほど売れてはいません。3月は今のところ増刷はないですね」(担当者)
1月の会見後、問い合わせが殺到したと報じられたヴィヴィアン・ウエストウッドの指輪「ニュー・オーブ・ポイズン・リング」(4万2000円)については、「コメントはありません」(担当者)とつれない対応。“オボちゃんバブル”は打ち止めか。