再々婚は宮崎県知事選出馬への布石か 東国原英夫氏を直撃
東国原氏は7月下旬から宮崎市最大の祭り「えれこっちゃみやざき」など各地の夏祭りに参加。県内の至るところにジョギングウエア姿で現れ、有権者と握手を交わしている。来月には市内で「どげんかせんといかん!」と題した講演会を催す予定だ。
■母への献身的看病に感動してプロポーズ
「すでに関係者たちに、『自分は宮崎に骨をうずめるつもりです』『出馬するのでよろしくお願いします』と挨拶して回っています。再々婚も『身を固めて落ち着きました』とアピールするのが狙いといわれています」(宮崎県政関係者)
政治評論家の伊藤達美氏はこう言う。
「3年半前、東国原氏はわずか1期で宮崎県知事を退任し、その3カ月後の11年4月の東京都知事選に出馬して落選しました。当時、宮崎県には口蹄疫が発生しており、事態が収束する前に知事を辞めた彼を『逃げた』と思っている県民も少なくないでしょう」
再々婚は県知事に返り咲くための布石なのか――。東国原氏はこう言った。
「昨年、85歳になる私の母が圧迫骨折で入院し、その母を彼女が献身的に看病してくれたことに感動してプロポーズしました。知事選の出馬はまったくゼロですし、今回の結婚も知事選のためではありません」
知事選の公示は12月4日。発言の真偽はそれまでにハッキリする。