世界のうめざわが語る「電波少年」「エンタの神様」撮影ウラ話
02年、日テレ系の「進ぬ!電波少年」の名物コーナー「電波少年的ペナントレース」で広島カープの熱狂的なファンとして出演していた「うめ」こと世界のうめざわさん(42)。その後、羽織袴にモヒカンというユニークな姿でバラエティー番組に出演していた。しかし、最近は見ない。今どうしているのか――。
「『電波少年』で猿岩石のシリーズが終わり、次の企画のためにオーディションがあって、最終選考まで残ったんだけどクジ引きで負けちゃいましてね。でも、その後、ピンで新番組に出してやる、って声がかかったんです。もちろん、これはビッグチャンスだ、と思いましたよ。ところが、巨人ファンとして出演してくれ、と要求され、カープへの愛を偽ることはできねえ、と断固断りました。あの時、出てればブレークしてたかも、とさんざん言われたけど、知ったこっちゃありません」
それが1998年のこと。うめざわさん、02年から始まった「進ぬ!電波少年」の「電波少年的ペナントレース」コーナーで念願の広島ファンとして出演を果たした。
「自分が応援する球団が勝てば、3食出前支給。負ければ食事抜き、って地獄みたいな企画でした。カープはワンシーズンの間に9連敗したこともあって、あれはツラかった。負けてもホームランの本数だけアイスバーをもらえて、それで空腹をしのぐんです。中にはそれさえもらえず、ドクターストップで運ばれるヤツもいた。そんな思いをしたのに、番組の人気は低迷、野球企画はまったく話題にならないことだけが分かりました」