洋服姿の“ギター侍”波田陽区さん「着物は今年2、3回だけ」
着流し姿でギターをかきならしながら、「~ですから!」と皮肉たっぷりの漫談を披露していた波田陽区さん。「……って言うじゃない……○○斬り!……残念 !! 」の決めゼリフは、04年の流行語大賞トップテンにも選ばれた。しかし、残念ながら、最近はあの「残念 !! 」をまったく耳にしない。波田さん、今どうしているのか。
波田さんと会ったのは、東京メトロ表参道駅から歩いて1分の所属事務所。和服ではなく、洋服を着ている。
「着物は『残念 !! 』の漫談の時は着ますよ。といっても、今年はまだ2、3回しか着てないかなあ」
アリャ、たったの2、3回 !? もっとも、漫談以外のラジオやテレビの仕事は、その数に入っていないようだ。
「8年前から週1回、FM-FUJIって山梨のラジオでボクひとりで4時間仕切る番組がスタートしましてね。でも、時は流れて3時間になり、2時間になり……。今や番組名も『Slash&Burn』と変わり、ボクが担当するのは『波田陽区の芸能侍が行く!』ってコーナーのみ。それも20分になりました。しかし、世間の目はそんなもんでしょう。代々木のサテライトスタジオで公開生放送をしているのに、立ち止まって見る人はだ~れもいませんしね」