気象予報士・森田正光 深酒寝坊で生番組に穴開けていた
柏方面行きに乗ったはずなのに、ドアが開く音で目が覚めたら代々木上原駅だったなんて、数え切れないほどありました。たぶん柏の先の終点で折り返し、大手町駅を通り過ぎて代々木上原駅まで行ったんだと思います。この間、2時間。さぞかし良い夢を見てたんでしょうね。
でも、都内はまだ序の口。大手町駅から55キロほど離れた茨城県土浦市の土浦駅で目が覚めたこともあります。少しでも早く帰宅しようと北千住駅で勝田行きのJR常磐線に乗り換えたら、またまた寝込んだんです。
すでに上りの終電は出た後。やむなくタクシーで帰宅しましたが、“授業料”は約2万円。高かったなあ。そのくせ、1週間もしないうちに、また寝過ごして代々木上原駅で目が覚めてるんですから、我ながら呆れてしまいます。
■目が覚めたのは番組終了後
でも、実はまだこの程度はかわいいものです。気象協会を辞めて独立して4年後、95年だったと思いますが、当時レギュラーだったTBSラジオの「森本毅郎・スタンバイ!」を寝坊で出演しなかったことがあります。キャスター人生最大の汚点といってもいいでしょうね。