「家政婦のミタ」続編消え…“代役”柴咲コウに試される正念場
小栗旬主演の月9ドラマ「信長協奏曲」(フジテレビ系)に出演中の柴咲コウ(33)だが、来年1月からスタートするドラマ「○○(まるまる)妻」(日本テレビ系)でも主演を務める多忙ぶりだ。
柴咲の役どころは、東山紀之演じる売れっ子ニュースキャスターを、完璧にサポートする妻。脚本を手がける遊川和彦氏以下、松嶋菜々子主演で大ヒットしたドラマ「家政婦のミタ」(日テレ)の制作陣が再集結した力作だが、柴咲の主演は“棚ぼた”だったという。
「同枠は本来、『ミタ』の続編の放送が予定されていた。一度は菜々子が『承知いたしました』とオファーを受けたものの、その後、態度を保留。しびれを切らした制作サイドが『○○妻』の企画を進め出した。『ミタ』の主人公のように、口数の少ない冷徹キャラが柴咲にハマったため、白羽の矢が立ち、柴咲サイドは多忙にもかかわらずオファーを受けた。一方、菜々子サイドの曖昧な態度には日テレサイドも業を煮やしており、『ミタ』の続編の可能性はなくなったとみていいでしょう」(テレビ関係者)
撮影は夏にスタートし、すでに全話撮り終えたという。後は放送を待つばかりだが、「放送中は何かと『ミタ』と比べられるためかなりのプレッシャーです。しかし、『ミタ』の最高視聴率は最終回の40・0%。どう頑張ってもそこに届く可能性は低く、すでに撮影が終了しているため、視聴率によって内容を大きく変更することができない。ドラマがコケれば叩かれるし、柴咲の株が暴落するリスクもある。脇役とは違い、放送中は常に数字に一喜一憂し、ドラマを背負う重圧を感じることになるでしょう」(テレビ関係者)。
もちろん、「ミタ」を超せば柴咲の株はストップ高確実。松嶋の代役ドラマが女優としてのターニングポイントになるかもしれない。