映画は遺作?…樹木希林“死ぬ死ぬネタ”で笑い飛ばす余裕

公開日: 更新日:

 白装束ならぬ、白い割烹着姿で登場した。11日、主演映画「あん」(来年6月公開)の製作発表会見に出席した樹木希林(71)。

 昨年3月に“全身がん”を公表し、今年1月に治療を終えたと報告していた。集まった報道陣の多さに「トム・クルーズさん以来ですね」とご満悦。

 半年以上先の公開作品にもかかわらず、早い段階での会見であることに、「(河瀬直美監督に)<樹木さんの遺作として(宣伝側が)売りたいのではないでしょうか>と言われました。次の(スケジュールの)ことは言い出せないし、もちろん決めてもいない。本当にそう(遺作に)なるかもしれない。“死ぬ死ぬ”と言って、詐欺みたいね。でも、そう思われても仕方ない。ヘバる時はヘバる」と笑い飛ばした。

「やり残したことは何もない。期待がないから」という樹木だが、「ヘバる」のはまだまだ先になりそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ