次の朝ドラ「まれ」ヒロイン土屋太鳳にのしかかる数字の重圧
8日、土屋太鳳(20)がロッテチョコレート「ガーナ」のCMで共演中の松井愛莉(18)と広瀬すず(16)からサプライズの誕生日ケーキで祝福された。3日に20歳を迎えたばかりの土屋は、3月30日から始まるNHK朝ドラ「まれ」ではパティシエを目指すヒロインを演じる。
「20歳は大きな節目。自分らしく自分の殻を破り続けたい。これからもいろんなことを経験して、心の引き出しを増やしていけたら」と抱負を語り、「これからは(ドラマで)修業ですから。バレンタインはお世話になった方々や大学の友達にも配りたいので、120個作ります」と現場でのバラまき作戦を宣言した。土屋が気合を入れるのにはワケがある。
■「マッサン」は 最高視聴率更新
それは、青天井の朝ドラ視聴率。現在放送中の「マッサン」が先月30日の放送で同ドラマで最高の平均視聴率23.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録したのも束の間、今月5日放送回で24.4%(同)をマークしてさらに記録を更新した。
一時期、低迷していた朝ドラは13年放送の「あまちゃん」をきっかけに人気が復活。「あまちゃん」(期間平均視聴率20.6%)、「ごちそうさん」(同22.4%)、「花子とアン」(同22.6%)はいずれも20%超えで、「マッサン」は流れを途切れさせるどころか、ハードルを上げ続けている。
土屋は高視聴率のバトンをうまく受け取ることができるのか。近年の朝ドラは“まれ”にみるハイレベルだけに、数字の重圧は甘くないはずだ。