自伝バカ売れ 火野正平が体現する“モテるオジサン”の極意

公開日: 更新日:

 現在66歳の火野正平が“第2の青春”を迎えている。先月末に発売した著書「若くなるには、時間がかかる」(講談社刊)が好評で「共感殺到、たちまち重版」なのだとか。

 きっかけになっているのは、言うまでもなくNHK-BSプレミアムで放送されていた「にっぽん縦断 こころ旅」。視聴者から寄せられた手紙をもとに、思い出の地を自転車で訪ねるだけの番組だが、これがなぜか受けている。魅力はどこにあるのか。

「一言で言えば“自然体”ですね。自転車をこいでいるときはニットキャップをかぶっているものの、お店に入るようなときにはキャップを脱いで、ハゲ頭を堂々とさらしている。さらに、世間でこれだけ“喫煙バッシング”が高まっているご時世にもかかわらず、“1日70本は吸う”というたばこを番組中もプカプカやって、喫煙派は快哉を叫んでいます」(テレビ関係者)

 かつては数々の女優と浮名を流し、「歩く生殖器」呼ばわりされたこともあるが、それでも不思議とトラブルを起こしたことはなかった。その理由について火野とも交友のある芸能ジャーナリストの二田一比古氏は本紙で「ある女優と喫茶店で喧嘩になったことがあった。火野は突然、人目もはばからず泣き出した。これも自然体」と明かしていた。

 モテるオジサンのキーワードはどうやら「自然体」にあるらしい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ