ウンナンに司会断られ 27時間テレビはMC総動員の窮余の策
フジテレビが全国の系列局を巻き込んで制作する夏恒例の大型特番「FNS27時間テレビ」。今年2月中旬に一部メディアで「2016年の総合司会はウッチャンナンチャンに内定」という記事が報じられていたが、最終的にオジャンになったという。所属事務所に出演オファーを打診したものの、断られたというのだ。
なんでも「痛快TVスカッとジャパン」(月曜19時57分~)のMCをしている内村光良(51)に対し、南原清隆(51)はフジ系で今春までレギュラー番組はゼロ。そのため、「『27時間』の布石として、4月期からナンチャンをMCに起用した『超ハマる!爆笑キャラパレード』(土曜19時~)をスタートさせた。それにもかかわらず、早い段階から内定情報が漏れたこともあって、交渉が決裂したと聞いています」(フジ関係者)。
本命にフラれたフジは、レギュラー番組のMCを“総動員”して丸1日と3時間の放送枠を乗り切ることになったようで――。
「時間帯ごとに各番組の制作スタッフが陣頭指揮を執るリレー形式。いわば苦肉の策です。MCの面々は明石家さんま、坂上忍、中居正広、おぎやはぎ、ネプチューンら。ウッチャンナンチャンもそれぞれ違う枠で出演するようです」(前出のフジ関係者)
「27時間」の視聴率は毎年下降の一途をたどり、昨年は87年の番組開始以来、ワースト3位の10.4%だった。巻き返しの秘策はあるのか。