オモロー山下は芸能記者に 芸人から転身組の悲喜こもごも

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 テレビなどの制作現場で元芸人が重宝されるのは、それまでに培った経験と人脈があるからだ。「こういう演出は困る」といった演じ手側の要望も分かるため、現場でトラブルなく撮影が進められる点でも有利なんだとか。

 かくして、売れない芸人が業界に残る場合、その大半が放送作家、脚本家に転身するが、それができるのも芸人時代にネタを作っていた方だけ。才能勝負というわけで、その中でも成功するのは、ほんの一握りだ。

「芸人としては伸び悩んで、30、40歳を過ぎて引退した場合、別の新しい仕事に就くのは難しい。結局、バイト先のコンビニの社員とか、仲のいい芸人が経営するラーメン屋やバーで雇われるケースが多いですね」(前出のラリー遠田氏)

 ちなみに、オモロー山下は女性週刊誌「女性自身」の芸能記者になるという。これまでの芸人人脈は取材に生かせるはずで、オモローなスクープを期待したいが……。

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