弁護士が分析…小出恵介「示談成立」でも逮捕はあるか?

公開日: 更新日:

 買春でも脅してもいないと言いたいわけだ。

 さらに小出には、「未成年者飲酒禁止法」の疑いも残る。もし未成年者が飲酒していた場合、それを見た大人(親権者や監督代行者)は制止する義務があるのだ。

 では、小出が逮捕される可能性はあるのか。

「示談が成立し、さらに現時点で大阪府警が事情聴取をしていない事実をみると、逮捕まではいかない可能性が高いと言えます」(高橋弁護士)

 ただ、高橋弁護士が問題視するのは、分別ある成人男性が酔った上とはいえ、年端もいかない未成年女性と関係を持ったこと。本来なら、夜遅くまで遊び歩く少女をいさめなくてはいけない。

 フライデーには「避妊せずに5度もセックスして、2回も中出しされた」という少女の生々しい証言も掲載されている。小出の33歳という年齢を考えれば、あまりに知的レベルが低い。

 その一方で、今回は少女側による美人局事件だとする意見も出ている。


 少女側は全面否定しているが、「口止め料として500万円を要求された」という一部報道があり、小出は被害者という臆測だ。百歩譲ってそうだとしても、小出は大阪府警に被害を訴えればいいのであって、それをしない時点で美人局という線はなくなる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド