テレ朝「橋下×羽鳥」9月終了 放送開始からわずか1年半
前大阪市長の橋下徹氏(48)と元日テレの羽鳥慎一アナ(46)がMCを務めるテレビ朝日系の政治バラエティー「橋下×羽鳥の番組」が、今年9月いっぱいで終了することが分かった。10月クールの改編に伴うもので、後継番組のMCには、極楽とんぼの加藤浩次(48)らの名前が挙がっているという。
橋下氏の所属事務所では「9月でレギュラー番組が終了するのは事実です。視聴率的に落第点を取っているわけではなく、あくまで改編に伴うもの。羽鳥さんとの“相性”はよく、さらなる高みを目指して、来年4月クールにも新たな番組を作る話も出ています。決して政治的なものが絡んだり、解散総選挙をにらんだ動きではありません」と説明した。
同番組をめぐっては、開始当初から、日本維新の会で事実上のトップである橋下氏がMCを務めることに、“政治的公平”に反しているという声が上がっていた。そのため、橋下氏は日本維新の会の「政策顧問」を今年5月いっぱいで辞任。このまま番組は続くとみられていたが、わずか1年半で終了となってしまった。
「橋下人気に期待して、番組は鳴り物入りで始まったのですが、思ったより視聴率が伸びなかったんです。しかも、橋下さんのギャラがかなり高く、番組の作りもゴールデンのようで、とにかくカネがかかった。そのため、最後はスポンサーとの折り合いがつかなかったようです。橋下さんの“賞味期限”は切れている――という声も漏れています」(テレ朝関係者)