映画デビューを飾った 欅坂46平手友梨奈の存在感と破壊力

公開日: 更新日:

「10代の若い世代で、天才少女を演じられる女優はそうはいません。平手が天才かどうかはさておき、確実に言えるのは、絶大なカリスマ性の持ち主であるということ。ここ10年以上、アイドル界を牽引してきたAKB48に対し、公式ライバルである乃木坂46は破竹の勢いがあります。その乃木坂46に匹敵する、あるいはそれ以上のポテンシャルを発揮しているのが欅坂46であり、そのグループで絶対的エースを務める平手はアイドル界のトップといっても過言ではないわけです。

 ただ平手に対する世間一般のイメージは、紅白歌合戦で過呼吸で倒れてしまった女の子であり、映画の主演が務まるのかと少なからず不安要素はあった。それがふたを開けてみれば、堂々たる存在感。これは、角川映画の『野性の証明』(78年)でデビューした薬師丸ひろ子に匹敵する衝撃であり、漫画の実写化でいえば『愛と誠』(74年)で難役といわれた大賀誠を我が物にした西城秀樹以来の衝撃ともいえるでしょう」

 5日に幕張メッセで行われた全国ツアー最終公演では途中でステージ下に落下するも軽傷で済んだ平手。年末の各新人賞に名前が挙がるのは間違いなさそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情