前事務所と再び摩擦…のんNHK大河で復帰は「破談」が濃厚

公開日: 更新日:

「今年4月にレプロのホームページからのんの名前が消えました。この半年間、彼女にネットドラマなどのオファーはあったものの、地上波のテレビドラマからの話はなかった。そんな焦りが、彼女を元の事務所へ走らせたのかもしれませんね」(ワイドショー関係者)

 のん側が気を揉む理由は他にもあるという。

「来年1月から放送されるNHK大河ドラマいだてん』は宮藤官九郎の脚本です。制作を担当するのは、彼女の出世作となった『あまちゃん』の元スタッフたち。彼女としては何としても出演したいはずですが、実際にはまだオファーは来ていないそうです。そこで、前事務所とは円満であることをアピールしたかったのでしょうが、あまり賢いやり方とは思えませんね」(NHK関係者)

 何とか地上波への復帰の足掛かりを作ろうとしたのかもしれないが、かえってマイナスになったとの見方もある。

「元の事務所に行ったことをのん側が意図的に撮らせたとしたら、NHKのドラマ制作の現場は快く思わないでしょう。大河ドラマは共演者情報など秘密にしなくてはならない部分も多いですし、共演者も危なっかしい演者は敬遠するでしょう。しかも、レプロの所属になった真木よう子が12月にNHKの特別ドラマに主演します。NHKが“配慮”を働かせるかもしれません」(芸能ジャーナリスト・浅見麟氏)

 のんの大河ドラマでの復活は“破談”になりつつつあるようだ。「あまちゃん」放送から5年。かつてのヒロインは年を追うごとに存在感が薄くなっていく……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が