「ボヘミアン・ラプソディ」中国が同性愛描写10カ所も削除
英ロックバンド「クイーン」のボーカル、故フレディ・マーキュリーの半生を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」。中国では先月22日に公開されたが、同性愛に関連するシーンなど約10カ所がカットされ、ネットでは「過度な検閲だ」と批判の声が上がっている。
カットされたのは、フレディが他の男性とキスするシーンや演奏中にフレディの股間がアップになる場面、クイーンのメンバーが女装する場面など計約3分。
中国版ツイッターの「微博」では、「こんなにひどいカットをするなら、上映しない方がいい」「我々はいつになったら、同性愛の問題を正面から受け止めることができるのか」などと当局を痛烈に批判する投稿が相次いでいる。