K・リーブス出演決定「マトリックス4」にのしかかる重圧

公開日: 更新日:

 あの衝撃からはや20年。1999年公開の大ヒット映画「マトリックス」のシリーズ4作目の製作が20日に発表された。

 主役のネオは、これまで同様、キアヌ・リーブス(54)が演じるなどと報じられ、前3部作のファンは大いに盛り上がっているが、その一方で、ネット上には〈すごく期待値が上がってしまうのが心配〉〈期待する半面、どうかなあ〉などと不安視する向きも。

「前3部作を監督したウォシャウスキー兄弟は、その後2人とも性転換して“ウォシャウスキ―姉妹”になっていますが、『マトリックス』以降はパッとせず、最大の話題は姉妹になったこと、なんてからかわれるほど存在感が薄くなっていました。ファンの不安も分からないでもない」(映画業界関係者)

 ウォシャウスキー姉妹の映画が最後に公開されたのは、2015年。映画批評家の前田有一氏も「マトリックスが公開された当時は、見たことがない撮影技法で『映像革命』と言われ、映画史に残る傑作を生み出した割には、最近忘れられがちになっていたのは確かです」と、こう続ける。

「マトリックスの新作で捲土重来を狙いたいという気持ちは分かります。映画会社にとっても、マトリックスならヒットが見込める。何より主演のキアヌが、いまだに人気と見た目に衰えがない。アクションスターとして一線で活躍しています。とはいえ、さすがのキアヌも衰えが隠せなくなっていく。製作発表のタイミングとしては公開20周年の今がベスト、というかギリギリだったのだと思いますね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”