八村効果もなく…フジ独占「バスケW杯」大惨敗のウラ事情

公開日: 更新日:

■神がかり的に見放されている

「8月25日~9月1日にかけて行われた『世界柔道』も視聴率は4~10%とイマイチの結果でした。ここまで来たら、なにかウチは神がかり的に数字から見放されているような気がしてなりません」(編成関係者)

 そもそもフジがバスケットの放送に興味を持ったのはこんな背景がある。

「世間で“Bリーグ”が認知され、八村選手や渡辺選手らの活躍で『AKATSUKI FIVE(アカツキファイブ)』の異名を誇る日本代表チームの人気も出てきた。日本にもバスケットブームが到来したとジャッジしたんです」(スポーツ局関係者)

 会議を重ねた結果、将来、必ず大化けするお宝スポーツコンテンツと見込んで放送中継権の獲得交渉に乗り出した。ちなみにワールドカップの放映権は「FIBA(国際バスケットボール連盟)」とDAZNを運営するPerform社が合弁で設立した「FIBA Media」が管理し契約期間は2033年までと長期にわたる。ある広告代理店幹部はこう話す。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド