Aマッソに金属バット…お笑い芸人に差別問題が相次ぐワケ
そもそも笑いを取るために、あえて汚い言葉を使うことはある。“毒舌MC”の有吉弘行(45)が、お笑いコンビ「品川庄司」の品川祐(47)に「おしゃべりクソ野郎」と名付けたのがいい例だ。
「世間が品川さんに対して感じていたイメージを、汚い言葉で表現することによって爆笑が起きました。常識からズレ、モラルを逸脱しないギリギリを狙うさじ加減が、芸人さんにとっては勝負どころ。人間なので時にはモラルから外れてしまうこともありますし、さじ加減ができなかったりする。スベるとリスクもありますし、Aマッソと金属バットには、バッシングの教訓を今後に生かしてもらいたいですね」(ラリー遠田氏)
他人を笑わせるのが商売の芸人が、故意に他人を傷つけているようでは笑えないが、爆笑とバッシングは紙一重か。