Aマッソに金属バット…お笑い芸人に差別問題が相次ぐワケ
「昨年12月のイベントでの漫才が問題視されています。演芸番組の『笑点』(日本テレビ系)を模倣したネタがあるのですが、座布団を運ぶくだりで、『黒人が触ったもの座れるか!』という発言をして、人種差別だと批判されています」(前出の芸能ライター)
お笑い芸人の“差別問題”が炎上することはままある。
2017年の大みそかに放送された「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」(日本テレビ系)では、ダウンタウンの浜田雅功(56)が黒塗りメーク姿で登場。「ビバリーヒルズ・コップ」のアクセル・フォーリーを演じたエディ・マーフィに扮したつもりが、海外メディアからも「差別的だ」と砲火を浴びた。
お笑い評論家のラリー遠田氏は「発言については擁護しませんが、Aマッソと金属バットは擁護します」と、こう続ける。
「差別意識があっての発言なのか、無意識なのかは区別して考えなければいけません。知識不足で考え方が甘かったのは否めませんが、おそらくAマッソと金属バットは後者。ネット上で批判しやすいネタということもあり、正義が暴走し、バッシングのされすぎで、気の毒な面もあります」