“お騒がせ”ヘンリー&メーガン夫妻 主要王族から引退表明
英王室は8日、声明を出し、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻が主要王族の立場から「引退」し、一家で英国と北米を往来しながら生活すると発表した。夫妻は「過去数カ月にわたる内部の議論と熟考」の末、主要王族からの「引退」を決意したと表明。王室から財政的に自立するため働く考えを明らかにした。
夫妻は昨年末、クリスマスにエリザベス女王と一緒に過ごすという王室の慣例を無視して、カナダに“逃亡”。ロシアの大富豪が所有する豪邸で過ごした。この際の渡航費や警備費に英国の税金が使われたことが分かり、英国民から「税金ドロボー」などと非難する声が上がっていた。
エリザベス女王の昨年のクリスマスの挨拶で、机の上に飾られた王室ファミリーの写真からヘンリー夫妻の姿が消えていたことも物議を醸していた。