「スチュワーデス物語」愛の堀ちえみ&麻倉未稀 がん語る

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「『What a Feeling』をステージで歌うたびに、ちえみちゃんが戻ってきてくれるようにと祈っていました」

 歌手の麻倉未稀は隣に並ぶタレントの堀ちえみに向けて思いを吐露した。

 2月4日はワールドキャンサーデー。世界中でがんのためにできることを考えて行動を起こす日。がんと闘う世界最大の民間団体「国際対がん連合」(UICC)日本委員会は東京・汐留でライトアップイベントを開催。麻倉、堀、演出家の宮本亜門らが登壇、それぞれのがん闘病について語った。1983年のドラマ「スチュワーデス物語」では主人公を堀が演じ、前出の主題歌を麻倉が歌い、ドラマは大ブームになっている。

 麻倉は乳がん、宮本は前立腺がんでそれぞれ患部を全摘出。堀は昨年2月にステージ4の口腔がん(舌がん)、4月に食道がんが次々に発覚。舌を6割切除してリハビリ中だ。堀は

「私は歌を歌いたいと思っています。でも一番はがんを早期発見してみなさんにいい人生を送ってもらいたいと思っています」と不自由な舌でメッセージを懸命に伝えた。

 UICC日本委員会の河原ノリエ広報委員長によると「イベントは地方でも同時中継されて、とても評判でした」。会場からは「ちえみガンバレー」の声援も飛んでいた。

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