本田翼vs川口春奈 参戦続々“女優YouTuber”の仁義なき戦い

公開日: 更新日:

 テレビ界に大きな影響を与え始めているのが、“芸能人ユーチューバー”の存在だ。少し前なら仕事のない芸能人が食いつなぐためにユーチューブ界に進出するというのが定番だったが、最近は事情が様変わりしているという。今年に入ってから元祖ユーチューバーの存在を脅かす「芸能人ユーチューバー」が現れ始めたのだ。

「食えないどころか、テレビ界でドラマやバラエティー番組などで十二分に食べていける“本物の芸能人”が参戦し始めた。『新しい地図』の草彅剛(45)、雨上がり決死隊宮迫博之(49)、江頭2:50(54)らのチャンネル視聴者数は爆発的に伸びています」(芸能プロ関係者)

 次々と芸能人ユーチューバーが誕生するなか、最近、がぜん注目を集めているのが本田翼(27)と川口春奈(25)の視聴者争奪戦バトルだ。同じ女優ということで本人のみならず関係者が騒ぎ出している。

「2人は口にこそ出しませんが、互いの存在を相当意識しています。すでにテレビ界では共演NGリストに名前が載るほどなんです」(放送作家)

 いまや不仲説まで浮上している2人。ちなみに川口がユーチューブ公式チャンネル「はーちゃんねる」を開設したのは今年1月31日のこと。一方の本田は2年前の9月22日に公式チャンネル「ほんだのばいく」を開設している。

「チャンネル登録者数は当然、2年前に立ち上げた本田のほうが多く、現在161万人(3月11日現在)、対する川口は開設1カ月ちょっとで81万5000人にまで伸ばした。ユーチューバーとしては先輩の本田はヤキモキしているでしょう。本田は丁寧なゲーム解説や編集にとことんこだわった作りをしています。対する川口は実家に帰った時の様子など私生活を映しているだけ。本田にしたら面白いはずがない」(前出の放送作家)

 こうした現状にいら立ちを隠せないのか、最近、本田はかなり凝った動画を編集中だという。こうした本田の動きをキャッチした川口も負けていない。

「NHKや共演者の許可を取り、大河ドラマ麒麟がくる』の休憩時やプライベートをテーマにしたコンテンツを公開すべく編集中のようなんです。川口はあまり知られていませんが根は芸人にも負けないくらいひょうきんで明るい。期待できると思います」(芸能プロ関係者)

■コロナショックが増加に拍車

 先にブレークした本田や川口などの「女優ユーチューバー」に影響される形でデビューしたのがローラ(29)と水原希子(29)の2人。

「ローラは登録者数は49万人で2人を猛追中、水原はまだ6万人ですが、これから大化けする可能性を秘めています」(テレビ局関係者)

 登録者数が100万人を超えれば年収1億円も夢ではないといわれる芸能人ユーチューバー。

 新型コロナの影響でイベントやテレビの仕事が激減するなか、今後も雨後のたけのこのように男女を問わず芸能人ユーチューバーが出現してくるとみられる。 

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ