おしどり夫婦で有名…妻をコロナに奪われた大和田獏の悲痛
朝の情報番組の司会や2時間ドラマなどで活躍し、お茶の間に親しまれた俳優の岡江久美子さんが23日朝、新型コロナウイルスによる肺炎で死去。享年63。所属事務所から発表された。
「衝撃的です」と芸能リポーターの城下尊之氏はこう言う。
「芸能マスコミの立場から申し上げると、岡江さんは、スキャンダルとは無縁の女優さん。ドラマ『天までとどけ』をはじめ、2時間ドラマなどで活躍され、NHKのクイズ番組『連想ゲーム』のレギュラー解答者、2014年まで17年にわたって司会を務められた朝の情報番組『はなまるマーケット』と、演技以外のところでも、すてきなお仕事をされていた。芸能取材のマイクの前に立たれることはまれでしたけど、嫌みがなく、いつも笑顔で、だからこそおなじ中高年世代を中心に親しまれた。感染も闘病も、何一つマスコミには伝わっていませんでしたので、突然の訃報に私も言葉を失いました」
所属事務所によると、岡江さんは今月3日に発熱があり、自宅療養していたところ6日朝に容体が急変し、緊急搬送された都内の大学病院でコロナ陽性が判明、人工呼吸器などによる措置が取られたが、帰らぬ人となった。19年末に初期の乳がんの手術を受けて、ことしも放射線治療を受けていたことで免疫力が低下、それも重症化してしまった原因とみられている。