眞島秀和が陽性反応 NHK「麒麟がくる」は全員のPCR検査も
8月30日に放送が再開される予定のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に激震が走っている。明智光秀(長谷川博己)の盟友、細川藤孝役で出演している俳優の眞島秀和(43)が新型コロナウイルスに感染したことを10日、所属事務所が明らかにしたためだ。眞島は6日に37.8度の発熱があり、医療機関でPCR検査を受けたところ、翌日陽性の結果が出た。
これによって苦しい判断を迫られるのがNHKだ。新型コロナ禍で一時中断していた「麒麟がくる」の撮影再開にあたりNHKは、「役者同士の距離は2メートルを守る」「2メートル以内の演技は時間を制限する」といった細かい決め事をまとめた“コロナ感染防止”マニュアルを全出演者に配布。「週刊女性」(8月4日・11日合併号)は〈感染者が出たとなれば『麒麟がくる』は打ち切りの可能性が大〉と報じた。
■現時点では撮影を継続
今のところNHKは撮影を継続しているというが、今後の展開は不透明だと言わざるを得ない。厚生労働省のガイドラインによると、新型コロナは感染から発症までの潜伏期間が1日から12.5日(多くは5日から6日)。眞島が直近で撮影に参加したのは7月30日。発熱症状まで1週間あいているが、“濃厚接触者にあたる人は100%いない”と言い切る自信がNHKにあるのかどうか不明だ。