「半沢直樹」新ステージは“vs東京乾電池”柄本明より注目は
「江口のりこ」でネット検索すると、候補として最初に「江口のりこ 安藤サクラ」というワードが出てくるサイトもあるほどだ。
「江口さんと安藤さんを比較すると、より個性的でアクの強い役が多いのが江口さんですかね。確かに2人は顔立ちは似ていますけど、差が出るのはトーク番組の出演時。江口さんは兵庫県出身で、トーク番組などでは関西弁で思ったことを歯に衣着せずズバズバ発言する。ぶっきらぼうに聞こえることもあるせいか、〈なんか性格強そうで怖い〉〈この人、苦手〉なんてコメントされてしまうことも」(ドラマ制作会社関係者)
フリートークでは好き嫌いが分かれてしまうとはいえ、江口の高い演技力は誰もが認めるところだろう。
「最近の江口さんの演技で印象に残っているのは、2019年公開の映画『愛がなんだ』。ガサツで周りに気遣いなど一切しない自由人の“すみれさん”を、自然体ながらひと目見たら忘れられないほど魅力的に演じていました。鑑賞中は『すみれさんと友達になりたい……いや、でもやっぱ疲れそうだから、遠くから見るぐらいでいいわ』と江口さんが出るたびに心が揺れ動くほどでした」