吉岡里帆“あざとかわいい”は戦略ミス 本格女優へ必要な事
ネット上には〈女子人気はイマイチだけど、グラビアで男子ウケしてドラマも悪役のほうが向いていると思う〉〈最近ドラマでパッとせずかわいそうだなと思う。脇役のほうが光りそう〉などなど、吉岡にエールを送る声が多い。
「確かにCMは『日清のどん兵衛』の“どんぎつね”をはじめ大手ばかり10社以上という売れっ子ですが、連ドラの主演は2018年7月期の『健康で文化的な最低限度の生活』(カンテレ=フジテレビ系)が最後です。昨年10月期の『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)に脇役で登場しましたが、数字的にもパッとしなかった(全話平均視聴率6・0%)こともあって、吉岡本人の評価もイマイチでした」(テレビ誌ライター)
ネット上には〈彼女の売り込み方を間違えている〉なんて声も。
芸能ライターのエリザベス松本氏も「吉岡さんはどんぎつねのように、“あざとかわいい”というイメージが先行しすぎている。それで損をしていると思いますね」と、こう続ける。
「今年1~3月の森田剛さん主演の舞台『FORTUNE』に吉岡さんが出ていたんですが、森田さん、田畑智子さんという演技力の高い人に囲まれても、見劣りしなかった。声も聞き取りやすくて耳に心地よく入ってきましたし、正直、想像以上の演技でした。それがドラマによっては、なぜか“大根”に見えてしまうのは、制作サイドにも〈吉岡さんにはあざとかわいい役柄が合う〉という固定観念があるからかもしれませんね」