山Pは「稼げない」ジャニーズの“貴公子”電撃退所の舞台裏
会社でいえば窓際サラリーマン。キャリアと名前があるが、もはや存在感も実力もない中高年社員を最近の呼び方では「妖精さん」というらしいが、山Pの事務所内での立ち位置も同じ扱いのようだ。
ジャニーズは創業者のジャニー喜多川氏が昨年7月に亡くなって以降、錦戸亮(36)、中居正広(48)、手越祐也(33)と退所が相次ぎ、来春には長瀬智也(42)が独立していく。求心力の低下や、存続を危ぶむ声まで上がっている。
「たとえばキンプリ(King&Prince)は2018年の初コンサートツアーで26万人を動員し、翌年の2回目ではさらに34万人を動員、グッズなど関連商品を合わせると莫大な売り上げをもたらしています。今年いっぱいで活動休止に入る嵐の『アラフェス』はネットで約1000万人が見たとされる。儲かる、稼ぐとはそういうこと。ジャニーズの主力はジャニー喜多川氏亡き今もライブであり、興行でアイドルグループを売り出していくことに変わりない。辞めると言い出しても慌てて止めるのはキンプリと嵐くらいのもの。今の退所ラッシュの顔ぶれを見ると、ダメージは小さい」(前出の担当記者)