山Pは「稼げない」ジャニーズの“貴公子”電撃退所の舞台裏

公開日: 更新日:

「事務所幹部らの本音はいつ出ていってもらっても一向に構わない」というものと、ベテラン担当記者は言った。ジャニーズの貴公子とも呼ばれ、国内外で幅広い世代に人気を誇る山下智久(35)が同事務所からの退所を報じられた。週刊文春のスクープをジャニーズも否定せず、大騒ぎになると思いきや、ファンもマスコミも「やっぱりね」と、当然の流れとばかりに受け止めているが、どうしてなのか。

 山下といえば、今年8月に女子高生モデルと飲酒&お持ち帰りスキャンダルを起こし、活動自粛となっていたが、この自粛期間にハリウッド映画からオファーがあり、逆境を新たな挑戦でひっくり返そうと退所を言い出したというのだが……。

■「儲からない」

 冒頭の担当記者はこう続ける。

「はっきり言って、ジャニーズにとって山P(山下)は儲からない、稼げない、からです。彼はソロ歌手でチケットがさばけず、コンサートで定価割れしたこともあります。もう本人も分かっているでしょうけど、ソロコン(ソロコンサート)は無理。俳優としても、『Hulu』独占配信の海外ドラマに出演したりしているといっても、今後も出演作を探し、そして現場にマネジャーをつけてまでして売っていきたいかというと、そうでもない。労力の割にリターンがないということです。ジャニーズはヒガシ(東山紀之)に司会の仕事をつくったように、ジャンルが違ってもどの所属タレントにも実績をつくろうとする。ですが、自分でやっていくというのであれば勝手にやってというのが本音。山Pも例外ではない」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 7

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  3. 8

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  4. 9

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 10

    女優・佐久間良子さんは86歳でも「病気ひとつないわ」 気晴らしはママ友5人と月1回の麻雀

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは