タッキー副社長の評価急上昇 リストラに新事業に獅子奮迅

公開日: 更新日:

 スーツ姿で走り回り、一時期は5キロほど痩せ雰囲気が変わり「大丈夫か」との声があがっていたというが、今や東山から太鼓判を押されるほどの手腕をそこここで発揮している。

■働かないベテランのリストラから新規事業の立ち上げまで獅子奮迅

 ジャニーズ取材の長い芸能記者が言う。

「ことしのコロナ禍での、タッキー最大の功労はオンライン配信事業でしょう。嵐の『アラフェス』の成功が話題ですが、タッキーの構成・演出でこの秋、新橋演舞場でスタートした公演は、まだデビュー前のグループにもかかわらずライブ配信の予約が殺到し、オンライン配信ながら抽選という異例の人気でした。表向きは『劇場に見に来てくれた人はメンバーと同じ空気を楽しんで。でも、来られなかった人もオンラインで見てもらえるようにするよ』というところでしょうけど、実際のところ劇場に足を運ぶようなコアなファンは、ネット配信でもう一度見たりする。そのことを彼は見越していたのです。もうチケット売れ行きで一喜一憂する必要もないばかりか、一粒で何粒もおいしいビジネスを構築し、これで当面は安泰とジャニーズ幹部は思っているはずです」

 働かないベテランのリストラから新規事業の立ち上げまで獅子奮迅の活躍を見せるタッキー副社長。故ジャニー社長はさすがの慧眼というべきか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」