芦田愛菜フィーバー続くも…マルモと慶応ブランドが足かせ

公開日: 更新日:

■引きずる“マルモ”の影

 ただ、今後も“芦田フィーバー”が続くかどうかについては懐疑的な見方もある。

 芸能評論家の佐々木博之氏がこう言う。

「芦田さんは最近までNHK大河ドラマ麒麟がくる』に主人公・明智光秀の娘・たま役で出演していました。後に細川ガラシャとなる注目の役柄でしたが、残念な気がしました。昔の人なのでガラシャのイメージなんてはっきりしていませんが、それでも芦田さんのガラシャは幼いと感じた視聴者は多いんじゃないでしょうか。演技のうまさは誰もが認めるところなんで余計に残念です。子役にありがちなジンクスですが、どうしても芦田さんの演技を見ると『マルモ』の時の愛らしい面影がよぎってしまいます。恋愛映画やドラマに出演して“大人のイメージ”に路線変更をしたくても、慶応ブランドが足かせになっている可能性もあります。そもそも、医学部進学を目指しているとのことですから、芦田さん本人もどこまで芸能界の仕事に比重を置くべきか迷っているフシも感じられます」

 テレビ局やスポンサーが芦田を求めても、本人がそれほど今の仕事に魅力を感じていないということもあり得る。

 いつの間にかテレビから姿を消し、気が付いたらスーパードクターの“芦田先生”として注目を集めているかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    パワハラ騒動で楽天退団 安楽智大の去就どうなる? 兄貴分・田中将大の自由契約で話題沸騰中

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    田中将大獲得に及び腰なのは《復活うんぬん以前の問題》…“外野”がフォローするほど現場との温度差浮き彫り

  1. 6

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 7

    巨人が“大山資金”で怒濤の上積み…FA石川柊太争奪戦で5球団「3年6億円」横一線の均衡破る

  3. 8

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  4. 9

    フジテレビ『ザ・ノンフィクション』で注目された50代男性の裏話と結婚できる中高年の境界線 

  5. 10

    石破政権を直撃!岩屋毅外相につきまとう「100万円」疑惑…米国発カジノ汚職で再燃