眞子さま「皇籍離脱願望」は伝統への抵抗 秋篠宮家を反映
「古くさい社会にいた人が、自由な現代社会を見れば憧れるのは当然です」(宮内庁関係者)
考えてみれば、秋篠宮さまの結婚も平坦ではなかった。お相手の紀子さまの父は学習院大学の教授で、3LDKの職員用共同住宅住まい。そのうえ、兄の浩宮さま(現・天皇)はまだ結婚されておらず、さらに当時は、崩御された昭和天皇の服喪期間中だったから、秋篠宮さまと紀子さまの婚約はあり得ないといわれていた。ところが、どうしても結婚したいときかず、皇籍離脱もほのめかせたという。そしてついに両陛下(現・上皇ご夫妻)が折れて結婚を承諾したのだ。考えてみれば、娘は親と同じ道をたどっていると言えなくもない。
「3LDKのプリンセス」といわれた紀子さまは、皇室に順応すべく必死に努力された。その熱心さは周囲も頭が下がるほどだったという。
「皇室としてふさわしくとか、秋篠宮家にふさわしくと職員や子供にもよく言います。外から皇室に入ってこられた紀子さまはそのように努力されたのでしょうが、あの中で育った眞子さまには窮屈だったのかもしれません」