眞子さま「皇籍離脱願望」は伝統への抵抗 秋篠宮家を反映

公開日: 更新日:

「古くさい社会にいた人が、自由な現代社会を見れば憧れるのは当然です」(宮内庁関係者)

 考えてみれば、秋篠宮さまの結婚も平坦ではなかった。お相手の紀子さまの父は学習院大学の教授で、3LDKの職員用共同住宅住まい。そのうえ、兄の浩宮さま(現・天皇)はまだ結婚されておらず、さらに当時は、崩御された昭和天皇の服喪期間中だったから、秋篠宮さまと紀子さまの婚約はあり得ないといわれていた。ところが、どうしても結婚したいときかず、皇籍離脱もほのめかせたという。そしてついに両陛下(現・上皇ご夫妻)が折れて結婚を承諾したのだ。考えてみれば、娘は親と同じ道をたどっていると言えなくもない。

「3LDKのプリンセス」といわれた紀子さまは、皇室に順応すべく必死に努力された。その熱心さは周囲も頭が下がるほどだったという。

「皇室としてふさわしくとか、秋篠宮家にふさわしくと職員や子供にもよく言います。外から皇室に入ってこられた紀子さまはそのように努力されたのでしょうが、あの中で育った眞子さまには窮屈だったのかもしれません」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に