市川海老蔵の長女ぼたんに早くも"天才子役"の声 現代ドラマ初出演
海老蔵自身も子供たちの顔出しについて、15年3月のブログで次のように書いている。
〈勸玄は歌舞伎俳優になるという事の中で公にいつかなるかもしれませんのでオープンに、麗禾(ぼたんの本名)は彼女に選択肢があるので私の都合で顔を出すのはどうかなと…〉
しかしその後、ぼたんは19年8月に日本舞踊市川流の“4代目市川ぼたん”を襲名する。さらに前述した「桶狭間――」で正式に女優デビューしたことで“顔出し”の方向にかじを切ったようだ。
ただ、「二月の――」の担当プロデューサーには、ぼたんに出演オファーを出す際にためらいもあったようだ。生前の麻央さんの子供に関する考えを熟知していたためだ。
■一気に盛り上がった撮影現場
「プロデューサーが思い切って声を掛けたきっかけは、市川猿之助さんが間に入ってくれたからだと聞きました。猿之助さんの所属事務所がこのドラマの制作に関わっていて、それで一気に話が具体化したそうです。海老蔵さんとしても、猿之助さんが間に入ってくれたことで『ぼたんがぞんざいな扱いを受けることはないだろう』と判断されたのではないでしょうか。ドラマは主演の柳楽の脇に井上真央、加藤シゲアキと、芸達者な共演者は揃っていましたが、どこかインパクトに欠ける印象がありました。このドラマにぼたんちゃんの出演が決まったことで、現場は一気に盛り上がりを見せているようですよ」(テレビ関係者)